2007年7月11日水曜日

公示日を迎えます。

私が訪問させて戴き、集会にご参集くださいました皆様。 街頭演説に耳を傾けてくださった皆様。 それから、真に自立した豊かな日本を築こうと邁進される同志の皆様。

明日参院選の火蓋が切って落とされますが、本当の我々の戦いはその後なのです。

かつてありましたね。小学校からの帰路の街角の暖かい眼差しが。
いまの日本は、効率主義や悪しき合理主義に洗脳され過ぎて、日本人本来の、固有の文化であった隣人を大切にする「心」を忘れかけています。
そのことに対し、個人にも法人に対しても警鐘を鳴らすべきです。

アメリカには独自の文明と文化があります。欧州 アジア 中東各国も同様で、日本にも世界に誇れる歴史と文化と先人の知恵がありました。 それを取り戻すための私の奉仕は生涯止むことはありません。

公示日後も、各地を訪問させて戴きます。 お近くを訪問の際には是非私の信じるところをお聴きください。

公選法の定めにより、明日以降のホームページの更新が叶いませんが、各月の「今月の一言」に私の信念や政策がございます。


全国の皆様からお寄せ戴きました、激励やご協力のお便りに、心より感謝と尊敬と御礼を申し上げます。

明日より17日間、お一人でも多くの皆様に是非お会いしたいと存じます。

それでは行って参ります。  街頭でお会いいたしましょう!

信州地区後援会にて。


去る7月6日、長野県岡谷市に参りました。

17時より市の中心のアピタ前で街頭演説をいたしました。

18時半より岡谷駅近くの施設で、信州地区後援会が開催されました。

急遽決まったこの会にも拘らず、100名の参加者に囲まれ有意な時間を過ごさせて戴きました。

岡谷市は私の母の故郷です。そればかりではなく、私も幼少の頃より何度となく訪れた、第二の故郷であります。

岡谷市は昭和11年4月に、生糸の輸出で多大な外貨獲得に貢献していた平野村が、町を飛び越えて市となったのです。その平野村の最後の村長で、市制の立役者が私の母の父であります。

そのことが、私が幼少より政治を目指したきっかけのひとつになっております。

当日は、松本市、下諏訪町 諏訪市 茅野市 富士見町からもお集まり戴きました。


皆さん、大変有難うございました。

企業は誰のものか。

ブルドックソースが株主総会で80%以上の支持を得て可決をした買収防衛策に対して、スティール社が差し止めを求めた仮処分申請を、東京高裁も棄却しましたね。決定ではスティール社を企業価値を破壊する「乱用的買収者」と認定しました。
スティール社が「乱用的買収者」とは、株主の権利を乱用して株式を買い集めた後に、その企業価値を損ねる結果となる行為で利益を得ようとする投資ファンドであると認定したのです。

同時に「会社は誰のものか」について、「専ら株主利益のみを考慮する考え方には限界があり採用できない」としています。

私が申し上げたいのは、正にこのことです。

株式会社の所有者は、法律的には株主ですが、社長がいて社員がいて、仕入先がいて顧客がいます。社員の生活を保障し優秀な製品やサービスを生み出し、顧客がそれを購入することで豊かになることが大切なのです。

それにより企業価値を高め株主や従業員に還元することが、本来の会社の姿であります。
本来あるべき また当然であるべきことが、目先の利益のために「儲かるのならば何でも有り」の思考により逸脱し、偽装事件が急増しています。大変悲しむべきことです。

私は会社法改正を1年凍結させました。それにより企業はこのような株主総会決議により、巨大な外資による不当な買収からの防衛ができるようになりました。

ですから企業は、その規模に係わらず「会社は誰のものか」を、再度点検して欲しいものです。
従来の日本企業は、皆そのような社会性を大切に育んできていました。